男の中の男のロマンである「自家用路線バスを所有するという夢」が難題だということを金額面以外からも痛感出来る愉快な日々となります。本当に日記です。
合宿1日目
技能×2
技能教習1回目
まず最初に教官からエンジンの付け方、ミラーの確認方法等色々教わり、その後軽く運転をしてみることになります。所内道路の外周を走りそれらに慣れるという内容でした。
所感
とりあえずバスの運転をしてみて感じたのはカーブがクソ難しい。急角度でも無いホント普通の緩やかなカーブで、ふざけてるわけでもないのに逆車線飛び出るのは当たり前という状態。
故に他の教習車に要注意しつつ前輪後輪の絶妙な加減をチェックし、さらにはアクセルとブレーキの効き方、クラッチの遊びっぷりと押し寄せる課題に混乱必至。
技能教習2回目
停留所に見立てたポールに寄せてみたり、そのポールが乗降口にフィットするように停めたりと割と楽に感じる内容でした。あくまで現段階でラクと感じるという話です
所感
兎も角この時もアクセルブレーキクラッチおまけにカーブに慣れることで疲労困憊
小さい頃から乗っている馴染みのあるはずのバスでしたが、実際に運転するとなると兎に角長い!運転席から眺める最後尾の座席までがとてつもなく長く感じれます。
そんな感じで初めてのバスが終わった
「やっぱりバスの運転手って超うまいんだなイカしてるぜ!」と感心しながら深い眠りにつく次第です。
合宿2日目
学科×2 技能×2
学科1回目•2回目
基本的に学科1コマの前半部は教科書に沿った教官の話を聞き、後半部には動画を見ます。
教官によっては軽いディスカッションもありますが、基本的にはひたすら交通ルールの話と免許更新の時のお馴染み動画です。
所感
眠気との戦いです。更には大型二種のメンツは限られているので、合宿仲間と早めに仲良くしておかなければ後々苦労することになるでしょう。
技能3回目
クランクとS字カーブが始まる
S字は簡単ですがクランクは内輪差気にしなくてはいけないので難しいです。ともかくその2つの繰り返しです。
技能4回目
鋭角に曲がる練習
これは卒業検定の課題となりますので今の内に何となくコツを掴んでおきたいところです。なにせ二段階目は路上教習がメインとなりますから。
所感
初めて鋭角突っ込んだ時は「どうやって曲がるんだよこれ…」って感じで、まだクランクも出来ない状態ですので日程通りには教習終わらないなと覚悟した程です。
ちょっと後悔したことは、もう少し遠くが見える眼鏡作っとけば良かったなってことです。なにせ後輪が縁石に当たっているのかどうかを微妙なところで判断せねばならないのです。
そんな感じで2日目が終了です。初日に難しく感じたカーブもクラッチの感覚もだいぶ慣れたような感触です。ちなみに既に家に帰りたいと思う程バスの運転で疲労困憊気味となります。
合宿3日目
技能×1 学科×1 シミュ×1 適正検査×1
技能教習5回目
主に隘路(あいろ)と鋭角でした。
所感
鋭角は前日のイメージだとド鋭い角度に感じていたのですが、落ち着いて見ると正三角形くらいでした。それでも十分難しいですけどね。
隘路の方は鋭角やクランクに比べると容易な感触を受けます。
シミュレータ1回目
シミュレーターは急ブレーキや急回避をシミュレーターでするといった内容。
学科3回目
通常通り、教科書→動画の流れです。
適性検査
PCを使った性格検査です。そこからこんな傾向があるのでこういう所を気をつけてねという程度で大体20分くらいで終わります。
所感
もし駒ヶ根で受講するならちょっとしたアドバイスです。その適性検査はPCの数の問題で3人ずつしか受けられないようなので、受講生が3人以上いる場合はなるべく先に適性検査を受けれるようにしたほうが良いです。何故ならその授業はPCでチョロチョロっとやるだけで終わります。ということは後のグループになるとまず最初の20分くらい何もせず待つことになりますね!
合宿4日目
学科×2学科×1技能×2
学科4回目
通常と違い、障害者の方の誘導方法を実践してみる体験学習となります。目の不自由な役をして乗車まで誘導したりされたり、あるいは車椅子に乗り段差を乗り越えたりといった内容です。新鮮な体験で良い経験となります
学科5回目6回目
通常通り、教科書を進め動画を見る内容です。
技能6回目
方向変換と縦列駐車です。
縦列駐車は苦手なので身構えていたのですが拍子抜けするほど簡単なものでしたし、方向変換も割と楽でした。ただし方向変換と縦列駐車どちらにも共通してる課題で、バックして下がる位置に決まりが有るんですね、それはバスの後方にあるポールとの隙間を50cm以内にするというものなんですがこれかなり難しい!僕は卒業検定の時55cmだったので減点となりました
皆さんは何とかマスターしてください
技能7回目
方向変換を少し練習した後終了検定に向けて一通りコースをなぞるというものです。
この時自分の場合はクランクに方向変換、おまけにマスターしたと思い込んでいた隘路まで合格するレベルになく全然駄目だということが発覚します。物凄く心折られましたね。これらの課題に共通しているポイントは、明確な目安となるものがないということです(後に方向変換は目安があることを知る)。兎も角、ここでハンドルを切るといった目印になるものがないので練習量がものをいってくることになります。
なので、もし中型サイズの免許を取ろうとおもっている方は一気に大型取るということも考えて良い気がします。徐々にステップアップしていこうなんていう考えは裏目にでると思いますのでオススメ致しません。大型2種取るつもりなら普通免許取った後中型吹っ飛ばして大型取りに行ったほうが練習時間も多くて安心な上結果的に経済面でも安上がりになるのではないかと思われます
合宿5日目
技能(8)(9)
とはいえ明日に控えた修了検定に備えた最後の練習となるので気合い入れまくりです。
技能8回目9回目
どちらも検定コースを走り続ける内容となります。
この教習時間の初めはクランク・隘路共に全く自信もなく、おまけに確認作業も出来てませんでしたが、何とか教習2時間以内に教官殿から「これならなんとか合格出来るのではないかな?」という御言葉をいただきました。一夜漬けで試験に臨む中高時代が脳裏を横切ります。
兎も角明日に備えイメージトレーニングをして眠りにつきます
合宿6日目
大型二種の修了検定、大特①②、適正検査(大特版)
ここで初めて大型特殊自動車の教習が3コマ入ってきます。とはいえ技能教習全6回と適性検査のみで卒業検定となる大特はこの日を境にしばらく乗りません。どうやら違う車種の免許教習を同じ日に練習してはいけないというルールがあるようです。たぶんね
朝、修了検定あるいは卒業検定を受けるあらゆる車種の人が集まり検定がスタート
大型二種の修了検定は、S字・クランク・隘路・路端停止・踏切・坂道発進と確認作業等くらい。鋭角と方向変換は卒検
今回、同乗者は教官と卒検の方1人の計3人でした。試験には割りと落ち着いて臨めたつもりでしたが、やはり緊張していたようでクランクはタイヤが当たるし(練習最後の方には当たらず通り抜けれていた) 隘路は二回くらい切り返すことになりました(こちらも練習最後の方には一発でいけてた) まあしかしこの程度イメージトレーニングの範囲内なので慌てることなくこなせましたけど、やっぱりリアルは予想外のこと起きるもんなんですよね… まさかのゴール地点でエンジンの切り方を忘れるという大失態を犯し終了を迎えることになります。その後エンジンの止め方から他の運転の駄目な所を教官から色々言われたので、てっきり落ちたものと思い込みテンションダダ下がりでしたがまさかの合格でした。超嬉しい
なので今後修了検定を受ける方に言えることは、合否がでるまで不貞腐れず希望を捨てずやり切ること、そして不安ならイメトレをしておこうという何てことはない当たり前のことのお話でした
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